こんにちは。
今回のブログではヨーロッパ周遊旅行の組み方に関して書いてみたいと思います。
私は毎年ヨーロッパ周遊旅行に行くぐらいのヨーロッパ好きです。
また旅行代理店勤務時代にはヨーロッパ企画担当もしてましたので、一般の人よりかはすこ〜し詳しいと自負しております。
そんなヨーロッパは陸続きになっているので、周遊旅行がおすすめです。
ちなみに私がこれまで旅行したプランは下記の通りです。
2012年 卒業旅行
ロンドン→パリ→モンサンミッシェル→アムステルダム→ブリュッセル→ケルン→ベルリン→ローマ→フィレンツェ→ベネチア→ミラノ
2013年
モスクワ→サンクトペテルブルク→ザグレブ→ドブロブニク→コトル→トロギール
2014年
アテネ→メテオラ→ザギントス島→サントリーニ島→イスタンブール
2015年
マドリード→トマト祭り→バルセロナ→イビザ島
2016年
パリ→ニース
2018年
ベルゲン→トロルの舌→オスロ→ウィーン→ブダペスト→クラクフ→ジュネーブ→ザンクトガレン→バルセロナ
2019年
マルタ島(語学留学)
こう考えると大学卒業後ほぼ毎年行ってたんだな〜。
実はこれ以外にも仕事でドイツ、スペインは年に何度も行ってました。
では、そんなヨーロッパ周遊旅行の計画方法をご紹介していきます。
▶︎訪問したい都市をあげる
当たり前ですが、まず最初にするのはこれ!
ヨーロッパと行ってもイギリスフランスドイツといった西欧先進国、スペインイタリアといった太陽溢れる南欧、チェコオーストリアとった中欧など多種多様です。
日程との兼ね合いになりますが、絶対行きたい国、都市を決めましょう。
私の場合、最初に周遊した時は有名どころを網羅したいと思い、代表的な都市を回ることにしました。
▶︎モデルルートを参考にする
行きたい場所をチョイスしたら、次はモデルルートを調べましょう。
個人的には地球の歩き方ヨーロッパがおすすめです。この本にはヨーロッパ周遊のモデルルートがいくつか載っています。私も最初はこれを読み、周遊の定番はロンドンに入り、ミラノから出ることだと知り、その通りに旅程を組みました。
または、旅行会社がツアーで出している商品の日程を参考にしてもいいと思います。添乗員同行コースは大型バスで移動することが多いので個人周遊では参考になりません。必ず個人移動型ツアーを参考にしましょうね。
手配が面倒!って人は理想のコースがツアーであればそれに参加するのも大いにアリだと思います。
▶︎各都市の移動方法時間を調べる
前述のガイドブックに記載されていますが、各都市間の移動方法を調べましょう。
・鉄道移動
私の初ヨーロッパ旅行は鉄道移動だったため、ユーレイルグローバルパスを購入しました。
※ユーレイルグローバルパスとは主要ヨーロッパの鉄道に乗り放題できる切符です。ユース(学生)料金もありますので、バックパッカーにとっても嬉しいですよね。初ヨーロッパで主要都市押さえて、かつ安くしたいという人はこのレイルパスがおすすめです。
http://www.railguide.jp/ticket/pass/eurail/
鉄道旅行の良いところは各都市街の中心(東京で言えば東京駅)を発着しますので、飛行機に比べ移動が楽です。またどの国も駅はとても旅愁溢れていてヨーロッパ旅行の醍醐味を体験できます。
・飛行機移動
逆に日数が少なくて、割高でも移動時間を減らしたいという方は飛行機移動がいいかもしれません。ヨーロッパはLCCが多いので日本の国内線料金より安く取れることもあります。
個人での手配は基本移動する国の航空会社(フランスだったらエールフランス航空と言いた)になります。
またLCCに関しては預け荷物代金が含まれてないために安く、現地カウンターで荷物預けで追加料金取られることもありますので必ず確認するようにしましょう。
こうしたヨーロッパ内移動の飛行機手配は基本その航空会社のページで行えます。ほとんど英語になりますのである程度の知識は必要になります。不安な方は手数料かかりますが、旅行会社で手配してもらった方が安心です。
▶︎各種手配のポイント
・日本発着航空券
まずは日本発着の航空券を手配しましょう。ここが一番高額になります。
ヨーロッパ行き航空券はヨーロッパ系航空会社と中東系航空会社の大きく2パターンに分けることができます。(近年は中国系などのアジア勢もヨーロッパ各都市に就航し安くなってきてますが。)
①ヨーロッパ系航空会社
イギリスのブリティッシュエアウェイズやフランスのエールフランス航空、ドイツのルフトハンザなど主要ヨーロッパ各国は日本でいうJALのようなフラッグシップキャリアが日本路線を就航させてます。こうしたヨーロッパ系はロシアの上空を飛んでヨーロッパ各都市にアクセスする北ルートを使用します。北ルートは日本からヨーロッパアクセスへの最短ルートです。日本からヨーロッパ各都市まで大体12時間程度、そこから乗り継いで目的地に入るとしてもヨーロッパ内であれば大体2時間程度です。
一番移動を効率的に行えます。
また、2ヶ国周遊の場合一つの航空券として手配できることができます。
例えばロンドンとバルセロナ旅行の場合、ブリティッシュエアウェイズでロンドンバルセロナ間のフライトも一緒に手配できます。
日本発着航空券に組み込んで手配するのと、ヨーロッパ国内線を別手配するのでどちらが安くなるかは訪問都市によります。
②中東系航空会社
こちらはUAEのエミレーツ航空やエティハド航空やカタールのカタール航空、トルコのターキッシュエアラインズが該当します。文字通り、中東の各都市を乗り継いでヨーロッパへアクセスします。何より良いのはヨーロッパ系に比べ航空券代金が非常に安価なことです。それでいてサービスレベルも高く、機材も綺麗です。特に冬のヨーロッパ観光オフシーズンはびっくりする価格(5万円以下とか・・・)で販売されてることもあります。
デメリットは移動時間が長いことです。日本から中東各都市まで約10時間、そこから目的地までも約10時間、乗り継ぎも含めるとゆうに20時間を越えてきます。ヨーロッパ系航空会社であれば14時間程度で移動できるので、まさにお金をとるか時間をとるかですね。
なお中東系航空会社を選んだ場合はヨーロッパ国内線移動の航空券を組み込むことはできないのでご注意を。(正確にいうと組み込むことは可能ですが、価格的メリットは出ません。)
《航空券手配の注意点》
スカイスキャナーなど一括検索サイトでは明らかに乗り継ぎできないフライトもでてきますので要注意です。例えばロンドンヒースロー空港はターミナルが5つもあり、乗り継ぎは3時間半をみた方がいいです。そうしたことを考慮せずに検索結果で表示してきますので気をつけてください。不安な方は旅行代理店での手配をおすすめします。(手数料は安心料だと思って。。)
・鉄道
複数都市を移動する場合は前述した鉄道パスがおすすめです。
ヨーロッパ大周遊でなくても、国ごとや隣接した数カ国限定のパス料金もありますのでご自身の旅程に合わせて手配しましょう。
このパスは指定席券ではありません。便や席を指定する場合は別途料金が必要です。新幹線のように座れないことはほぼないですが、不安な方は事前予約がおすすめです。
また、こちらのアプリでヨーロッパ鉄道の時間検索が可能です。
https://www.eurail.com/ja/plan-your-trip/rail-planner-app
便指定しない人は時刻表を確認した上で、駅に向かった方が時間を有効に使えますよ。
ちなみに、ヨーロッパの鉄道では電車の遅延などは基本表示されませんのでご注意を。日本のようにオンタイムで来ることはほとんどありません。(笑)それも一興と思って時間にはゆとりを持って移動しましょうね。(ドイツ鉄道は遅延を電光掲示板に出してくれます!だからドイツ好き。笑)
・ホテル
特にこだわりない人は1ヶ月前でも問題なく取れます。
鉄道移動の人は発着の駅に近いホテル、飛行機移動の人は移動前日思い切って空港周辺ホテルに滞在するのもありありです。市内から空港への移動って結構大変ですからね。
またホテルに関しては大手旅行会社が専用料金で仕入れている場合があります。ロンドンやパリなど日本人観光客が多い都市はその傾向が強いので調べて見るのもありだと思います。そうしたホテルは多くの日本人を受け入れているため非常に日本人慣れしてますので、その点でもおすすめです。
学生でとにかく旅費を安く!ということであればホステルもありですね。日本人経営のホステルもあったりしますので調べてみてくださいね。
私は最初にヨーロッパ周遊をして以来、すっかりハマってしまいました。
旅愁溢れる鉄道旅も、美術館巡りも、ヨーロッパリゾートも全部好きです。
個人的には地中海クルーズ旅行に行ってみたいと思ってます。
みなさんも是非ヨーロッパの魅力を十二分に感じることができる周遊旅をお楽しみくださいね。