美術館、アートに疎くても200%楽しめる場所、それがKAMU kanazawaです。
石川県金沢市内にあるこの美術館の本館(Center)は有名な21世紀美術館に近いところに位置します。
現在このCenter以外にも他二箇所にてアートが展示されています。
全て徒歩圏内ですので、市内散策をしながらみて回ることができます。
まずはCenterに行き全てを回ることのできる1日券(大人1,100円/小学生以下無料)を購入しましょう。
公式HP
▶︎KAMU sky
まずはCenterにてチケットを購入したら、香林坊東急スクエアの屋上にオープンする野外展示スペース「KAMU sky」に行きましょう!
Centerから歩いて5分程度で着きます。
屋上に上がると巨大な足のオブジェが現れます。
繁華街ビルの屋上に突如現れた巨大な足。
それだけなのですが、非常に迫力があります。
この足の中に入っての撮影も可能です。
※夜にはライトアップもされますのでそちらもおすすめです。
▶︎KAMU BlackBlack
巨大な足を見た後はそこから徒歩5分ほどのKAMU BlackBlackへ。
地元の商店街通りに突然現れるライブハウスのような建物。
中に入り暗闇の中で何が始まるのかと思うと、レーザー光線とライト、宇宙にいるかのように錯覚する空間へ連れて行かれます。
ここが金沢、いや、日本なのか?と思うほど時間を忘れて没頭してしまいます。
なんと、これもアートか!と頭をガツンと殴られたような衝撃と感動に襲われます。
ちなみにこの作品を制作したオーディオビジュアルアーティスト黒川良一氏は欧米で非常に人気があるとのこと。聞いてすごい納得しました。(外国人とか絶対発狂するやつ)
※私はこの作品が一番好きでした。
▶︎KAMU Center
その後はチケットを買った本館へ戻り、いよいよあの作品と対面です。
あのレアンドロ・エルリッヒの新作《INFINITE STAIRCASE》です。
なんと螺旋階段を横にしたようなアングルで、その真ん中に立って撮影をするともう平衡感覚を失ってパラレルワールドに迷い込んだかのような気分を味わうことができます。
その他にも2名の芸術家による作品が展示されておりますのでこちらもゆっくり鑑賞することをおすすめします。
海外旅行に行き、美術館で教科書にも載っているような作品を見てきた自分にとっては、本当に新しい体験で、興奮が止まりませんでした!
目の前の絵画や彫刻を見るのではなく、その作品の世界に入って、タイムスリップするような感覚。
アートに疎い自分でもこれだけ楽しめたので、みなさん満足すること間違いなしです。
実はその後近くの21世紀美術館に行ったのですが、有料ゾーンは大行列、1時間待ちのような状況でした。前述したレアンドロの作品が展示されてましたが、KAMUで満足してしまい見ずに帰りました。。KAMUもひっきりなしに観光客が来ていましたが、ゆっくり写真撮影も楽しめるおすすめスポットです。
金沢を訪れた際は、いや、KAMUに行くために金沢を訪れて見てください。
▶︎追記:新スポットLip Barがオープン!
KAMU kanazawaの新スポットとしてLip Barが2020年12月12日よりオープンしています。
ここは11:00~18:00(金土曜は19:00まで)は鑑賞の場として、20:00~24:00(月~土曜)にはバーとして運営されているとのこと。
私はオープンしたての頃、23:00頃にお邪魔しました。
黒塗りの扉に唇マークが一つ書かれているだけの怪しげな外観ですが、中に入るとそれを超える怪しい空間が広がります。
なんと一面唇が敷き詰められた空間!
私は夜のバー時間にお邪魔しました。
このバーをイメージした赤い怪しい飲み物で乾杯。
制作者の日本を代表する写真家森山大道氏の作品も置かれています。
夜のKAMU kanazawaも満喫することができる艶なホットスポットです。
住所:石川県金沢市片町2-23-6 とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO 1階